読み切り〜壱〜

□これは危ない建物ですか?
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ブウォン…キィ



「待たせたな名無しさん」

『………いや…』


「ほら乗れよ」なんて言いながら、車のドアを開ける原田先生。

「名無しさんの私服初めてみた」

『……あたしも』

「ショーパンにニーハイブーツとか俺好み」

『いや…しらね』


原田先生のセクハラを軽く受け流し、助手席に座りシートベルトをつける。


『…何処行く「秘密だ(ニヤ)」

『(…いまニヤっとしたよこのエロ教師)』


1時間ぐらい高速に乗り付いた。


『…………城??』

「いや(笑)」

『…ラブ「ちげぇよ!!さすがに生徒に手は出せねぇよ(笑)」


「たぶんな」と笑いながら中に入って行く。















『うぉぉすげぇ!!』

「!?びっくりさせんな!!(笑)」

『ケーキすげぇいっぱいじゃん』

「名無しさん、ケーキ好きかなってな」


そう来たのはお城みたいにでかくて…可愛らしい店。
適当に何個かケーキを頼み、先にきていたミルクティを飲む。
原田先生はブラック珈琲。


『…美味い??』

「ん?あぁ珈琲か?うめぇけど?」

『…………飲む』



ゴグッ
『…………………………まず』
「…」

『?』

「……なんでもねぇ(何動揺してんだ俺…)」














その後運ばれてきたケーキをたらふく喰いあさり(笑)名無しさんと原田は帰宅した。


「今日はありがとうな」

『んや…こちらこそ…美味かった』

「…………じゃあな」

『ん…』



ナデナデ
『……なんだよ』

「…いや…じゃあなお姫様(笑)」

『…なっ!!うっせぇ(プイッ)』


笑いながら原田は帰っていった。

『(撫でるのは好きだが、撫でられるのは嫌いだ。)』

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