短編用
□そんなあの子が可愛くて
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「俺の方がアイツなんかよりナマエのこと知ってる」
「まさ、おみ?」
正臣はそっとナマエの頬に手を添えた
「好きだ」
「っ/////」
正臣とナマエの唇がふれそうになった瞬間
「う…うわぁあああああああああああ!!」
ドンっ!!!
「グフォっ!!」
ナマエに思いっきり突き飛ばされた正臣は変な声をあげてうずくまった
「いてて…ナマエ!!」
「ま、正臣が悪いんだよ?!正臣があんな、急に…ばか!バカオミ!!!」
そう叫ぶとナマエは走り去って行った
「まじで痛ぇ……」
「いやぁ〜残念だったね」
ナマエの姿が消えたとき、木陰から黒い青年…折原臨也が現れた
「人の会話を立ち聞きするなんて…いい趣味じゃないッスよ」
「そもそも人間観察が趣味な俺だ。いい趣味もなにもないと思うけど?」
楽しそうに笑ってるこの男は、本当に性格が悪いと
正臣は改めて実感した
「ナマエは渡しませんよ?」
「それは俺だって同じさ」
「本気だったんッスね」
「まぁね。最初は君らの思ってた通りただのゲームだったけど…」
ゲーム
その言葉を聞いた瞬間、正臣は殺気を込めた視線を臨也にむけた
「そんなの、高校生のする瞳じゃないなぁ」
「ゲームだったけど…何ですか?」
「…ゲームだったけど、彼女の見せる人間がね面白くて…彼女のすべてが愛おしくなってきたんだよね」
「あんな変態でも?」
「そうだね。いや、寧ろ…」
そんなあの子が可愛くて
彼女がどちらかの恋人になるまで……
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お久しぶりです!!
ギャグにしたかったのになんか最後わけわかめ!←
いつになったらマシな文章が書けるのでしょうか…
執筆日…2014.07.10