短編用

□猫優先な君へ
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―ピンポーン


「いらっしゃい…ナマエ」


「幽!久しぶりだね♪」


「うん…久しぶり」


今日、ドラマのラストの撮影が終わって時間ができたから恋人であるナマエを家に呼んだ


「うわぁ〜久しぶりの幽の部屋……何だか恥ずかしいな///」


照れた顔で微笑むナマエ…

他の女優さんやアイドルと共演してもパッとしないが、ナマエは可愛い

感情があまり無い俺でもわかる…彼女は可愛い


「幽?」


「なに?」


「唯我独尊丸…いる?」


唯我独尊丸とは、俺が飼っている飼い猫でナマエにもよく懐いてる
















妬けるけどね


「いるよ?今日は誰にも預けてないし……独尊丸ー?」


「んなぁー」


幽が呼ぶと寝室から独尊丸がトテトテと歩いてきた


「独尊丸ー!久しぶり♪」


「にぁー♪」


ナマエを見た独尊丸は嬉しそうにナマエに駆け寄っていった


「相変わらず可愛い〜♪」


独尊丸を可愛がるナマエ

そんなナマエを見て「ナマエが一番可愛いよ」と思ったが言わない


「ねぇ、ナマエ」


「ん?なに?幽」


「何でまた急に独尊丸を?」


三割…不思議に思った
あとの七割はただの嫉妬



「あ、今日は猫の日だから」


「猫の日?」


「2月22日!にゃん♪にゃん♪にゃん♪で猫の日なんだって」


今の「にゃん♪」をもう一回なんて……結構俺も変わっちゃったと思う


「…で、独尊丸ってわけなんだ」


「うん!そう聞いたら会いたくなっちゃって」


「俺は?」そう思ったけど言えない…あれ、俺…感情が表せないっていうよりただのチキンなんじゃ……


「あ!もちろん!!幽にも会いにきたよ?だって大切な人だもの」


そういうものの独尊丸から離れないナマエ


「猫の日か…良かったね独尊丸」


「んな♪」


妬けるけど…独尊丸もナマエも嬉しそうだし…幸せそうだからいいかな……でもやっぱり……


「!!」


幽はなにかを思い出したかのように寝室へと入っていった


「幽!?………怒っちゃった………かな?」


ちょっと不安になってナマエは幽が入った寝室へと向かった


「幽………キャッ!!」


寝室に入ったナマエに何かが飛び付いた……猫!?


「ナマエ」


いや、幽だった

今、ナマエはベッドで幽に押し倒されてるかたちになっている


「幽…なにして……」


「今日…猫の日なんでしょ?」


「…?」


「俺もナマエににゃでて欲しいにゃ」


「…っ!!/////」


いきなりの猫語だった

よく見ると幽の目は役者モードオンになっていた


「ちょ、幽…まって」


「ナマエがにゃでてくれたら…俺……明日からの撮影頑張れるから…にゃでて欲しい…駄目?」


そ、そんな上目遣いで…にゃんにゃん言われたら……


「え、えっと」


「ふぅ…」


ナマエが迷っているとふと、幽が溜息をついた


「かす…か?」


「なかなかおれないよね…ナマエは……」


すると幽はナマエの上からおりて撮影の小道具入れをあさり始めた


「なに探してんの?」


「ん?…ちょっとね……あった」


そい言って振り向いた幽は役者の…羽島幽平の顔ではなく、平和島幽の顔だった…そして手には…


「幽…それって…」


「コレ、つけた方がリアリティがあるかなと思って」


猫耳でもつけますか?


((どうかな?ナマエ))
((それ以上やると…心臓がもたないから勘弁して…ι))
(((……チッ)))


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

はい、短編集的なもの終わりましたよ(*´∀`*)

本当は2月22日にup予定が…
編集中に眠くなってダウンしたり
塾に行ってて書く暇なかったり

幽くんのキャラ…イマイチ掴めてないかもです…


執筆日…2013.02.24
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