短編用
□雨とキス
3ページ/4ページ
「……ナマエ」
そっと抱き締める晋助
……ん?
抱き締め………って
晋助の手はナマエのお尻を触っていた
「何すんのよ!!」
ベシッ!!
「いって!!いいだろーが」
「よくねぇわ!!…だいたい、まだ他の話聞いてないんだけど…」
「他の話?」
「仕事に連れてってくれないこととか、香水の匂いとか…」
「香水は部下がつけてんだよ」
「ふーん…仕事は?」
「んなもん連れて行くかよ!万斉が惚れたら困るからな…武…いや、あいつはロリコンだから大丈夫…それでもナマエにはなんか幼い色気があるしな…」
なんか途中から変態チックな話してるけど…まぁ、信じてもいいかな?
「わかった…」
「…………なぁナマエ」
「ん?」
「帰るか…お前の家に」
「……うん」
――――――――
―――――
「ナマエ……」
ナマエと晋助は家に帰った
そして、晋助はナマエを真剣な眼差しでみていた
「なに?晋助…(もしかして…またキス?どうしよ…)」
でも、今ならもう大丈夫かも
キスの心構えが出来たナマエは晋助の言葉を待った
「ナマエ…」
「なに?…///」
「脱げ」
「はいぃっ!!!?」
脱げって…は!!!!?
なんかぶっ飛んでません!!?
「ぶっ飛んでるよ!!!」
「何が…」
「だってキスするかと…」
「何か…びしょ濡れのお前を見ていたら…こう、なんか……ってかキスしてぇのか?なら、甘いやつを……」
「ちがーーーーうっ!!!」
逃げてる間にもナマエは壁と晋助に挟まれてしまった
「もう逃げられねぇな…」
「……晋助」
「俺に溺れろ…ナマエ」
こうして私たちは初めてのキスをした…
深くて甘いキスを
(ナマエ…やっぱ脱げ)
(エロ助…///)
END
→あとがき