短編用

□雨とキス
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「……ナマエ」


そっと抱き締める晋助


……ん?
抱き締め………って

晋助の手はナマエのお尻を触っていた


「何すんのよ!!」


ベシッ!!


「いって!!いいだろーが」


「よくねぇわ!!…だいたい、まだ他の話聞いてないんだけど…」


「他の話?」


「仕事に連れてってくれないこととか、香水の匂いとか…」


「香水は部下がつけてんだよ」


「ふーん…仕事は?」


「んなもん連れて行くかよ!万斉が惚れたら困るからな…武…いや、あいつはロリコンだから大丈夫…それでもナマエにはなんか幼い色気があるしな…」


なんか途中から変態チックな話してるけど…まぁ、信じてもいいかな?


「わかった…」


「…………なぁナマエ」


「ん?」


「帰るか…お前の家に」


「……うん」


――――――――
―――――


「ナマエ……」


ナマエと晋助は家に帰った
そして、晋助はナマエを真剣な眼差しでみていた


「なに?晋助…(もしかして…またキス?どうしよ…)」


でも、今ならもう大丈夫かも


キスの心構えが出来たナマエは晋助の言葉を待った


「ナマエ…」


「なに?…///」


「脱げ」


「はいぃっ!!!?」


脱げって…は!!!!?
なんかぶっ飛んでません!!?


「ぶっ飛んでるよ!!!」


「何が…」


「だってキスするかと…」


「何か…びしょ濡れのお前を見ていたら…こう、なんか……ってかキスしてぇのか?なら、甘いやつを……」


「ちがーーーーうっ!!!」


逃げてる間にもナマエは壁と晋助に挟まれてしまった


「もう逃げられねぇな…」


「……晋助」


「俺に溺れろ…ナマエ」


こうして私たちは初めてのキスをした…
深くて甘いキスを


(ナマエ…やっぱ脱げ)


(エロ助…///)


END


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