短編用
□だって君が好きすぎて
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ついに団子に手を伸ばした神威
「いただきまー…」
ガチャンッ!!!
「ありり?何コレ」
普通に檻の中に捕まった神威
「って、おいいいいいい!!団長普通に捕まってるし!!?」
「フハハハハハ!!!」
笑い声と共にナマエが現れた
「引っ掛かったわね神威!どうだ!私が3日もかけて作った罠は!!」
「Σこんなちんけなもんにどんだけ時間かけてんだよ!!」
「まるで犬小屋に縛り付けられた子犬のようね!!」
阿部兎を無視して高らかに笑うナマエ
「えぇ…俺、最近ネコが好きなんだよね…だからネコの方にしてヨ♪」
檻の中なのに…
おかしな話をしている2人を見て阿部兎は…
「おい!!嬢ちゃんと団長は何言ってんだよ!!団長はうさぎだろ!!」
「そっちかよ!!あ、ツッコミ入れちゃった…ιあー…でも確かに、うさぎかも………ってか阿部兎」
「俺をそんな目で見てたの?気持ち悪いからやめてヨ………殺しちゃうゾ……」
「団長!なんでいつも語尾に音符とか、ハートとかつけんのに、俺は本気の殺意なんだよ!!」
「やだな〜俺はいつでも本気だヨ♪ただ、今のは本気でキモかったからさ…」
神威マジギレ
「ってか…ナマエ、俺はいつまでこのままなの?あれ?ナマエ?」
「嬢ちゃんならカメラ持ってくるって…」
「出てもいいかな?」
「可哀想だからそのままでいてやれよ」
「ナマエの悔しがる顔が見たいから、それは嫌だ」
「あのな…ι」
その時、丁度ナマエが帰ってきた
「デジカメあった〜♪これで神威の写真を撮ってバラまいて………ぎゃああああああああ!!カメラぁああああああ!!」
ナマエがカメラを向けた瞬間、神威が檻から出てカメラを破壊した
「ど、どうやって檻から!?」
「鍵開いてたヨ?」
「しまったぁああああああ!!」
鍵が開いてたなんて嘘
本当は神威がポッキリ折ってしまったのだ…だが…
「悔しいぃいいいい!!」
全てはナマエが悔しがる顔を見たいがため
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