短編用

□禁断のBL?!
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暫くナマエに悶え、本題にもどるカカシたち


「で、何でそう思ったワケ?」


「だって先輩たちお互いに『好き』だって告白しあってたじゃないですか!!」


「「はい?」」


ナマエ曰く………


『ハァ…ιまぁ、僕が好きだってことナマエには言わないで下さいよ!』


という言葉は


『僕が先輩のことが好きだってことナマエには言わないで下さいよ!』


と聞こえ、カカシの


『言わないヨ!!オレだって好きってか愛してるんだから』


という言葉は


『言わないヨ!!オレだってテンゾウのこと好きってか愛してるんだから』


と聞こえた上に手を握っていたという場面に遭遇してしまったため、ナマエが勘違いしてしまうのも仕方がないのである


「「ハァー………」」


「私、何か間違ってますか?ってか息ピッタリですね、さっすが〜ラブラブ夫婦って感じ?ホント…ピッタリすぎて逆にキモいですね」


「お前ねー!!オレはナマエが好きなの!!ナマエonly!!こんな奴好きなわけないでしょーよ!!」


「叫ばないで下さいよ…鬱陶しい、テンゾウ先輩もひいちゃいますよ〜折角カカシ先輩に好意をよせてくれてるんですから〜」


「いやいや!!僕もカカシ先輩が好きだなんて一言も言ってないからね!!」


「じゃあテンゾウ先輩は誰が好きなんですか?」


「うっ…………」


「んー?コイツが好きなのはね〜ナマエだヨ♪「ちょっと先輩ぃい!!」なによテンゾウ…うるさい」


「『なによテンゾウ…』じゃありませんよ!!なにさらっと言っちゃてんですか!!あとさっきから思ってましたが、今はテンゾウじゃなくてヤマトでお願いします!」


「遅っ…別にいーじゃないの、どーせ叶わない恋なんだしさ!名前もめんどうだしね」


「酷っ!!それが可愛い後輩にすることですか!!」


「いや、お前可愛くないしオレにとって可愛いのはナマエだけだしさ♪」


さらりと暴露してしまったカカシに激怒するテンゾウ


「え?テンゾウ先輩って私のこと好きなんですか??」


ナマエの一言でその場は静まりかえった…

もう、こうなったらどうにでもなれ!頑張れ僕!!


「ナマエ!!」


「は、はい!!」


「結婚を前提に僕と付き合っ「ごめんなさい」はやっ!!」


テンゾウの告白はナマエの即答により、あっけなく散ってしまった


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