短編用
□オレの場所
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「はぁー…ι」
今日はナマエと家でのんびりイチャつこうと思ったのに…
『バカカシお茶くれ!』
『はいはい…』
『お菓子もくれよ!』
『分かってるヨι』
『あと姉ちゃんに1メートル以上近づくなよ!!』
『はぁっ!?』
さっきからあのクソ餓鬼にこきつわれっぱなしだ…
なのにナマエは『2人とも仲いいね♪』なんて言う
ナマエが笑顔だから『そうだよ♪』と言ってしまうのだが
そんな時だった…
「ふぁ〜…姉ちゃん…オレ眠くなってきた…」
チャーンス!!
あのまま餓鬼が寝てくれたらやっとナマエとイチャイチャできる!!
なんて1人で喜んでた自分はとことんバカカシだと思った
「姉ちゃん…おやすみ…」
「帰るころになったら起こしてあげるからね♪」
Σガーン!!
彼はナマエの膝の上で彼女の服を掴んだまま寝てしまった
これじゃナマエを抱き締められないでしょーよ…
カカシはガックリ肩を落とした
そんなカカシをみてナマエは…
「カカシ、本当にごめんね?彼には何回も言ったんだけど…」
今にも泣きそうな顔のナマエ
カカシは少し慌てはじめた
「い、いや別に気にしてな…「今度彼が友達の家でお泊まり会するの!」………へ?」
暫くお泊まり会?
ということは………
「だから私もその時暫くカカシの家に泊まってもいいかな?」
ぐはっ!!
何その上目遣い!!可愛すぎでしょーよ!!
「いい!!いいに決まってんでしょ!!」
ありがとう神様!!!
「え!ホントに?いいのカカシ?」
ナマエは目を輝かせた
「うん♪暫くどころかずーっとオレの家にいてよ♪」
「……えっ//」
「……へ??」
今オレ『暫くどころかずーっとオレの家にいてよ』って……
勢いあまってプロポーズしちゃったよ!!!
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