短編用

□傍にいたい
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「何だそれは……?」


「へ?何が?」


我愛羅の言葉に思わず聞き返してしまった


「その、クリスマスとは何なんだ?それにサンタさんとは誰だ?この里の者か?クリスマスプレゼントとはサンタさんという奴がくれるのか?」


「え!?我愛羅クリスマス知らないの!!?」


我愛羅の質問にナマエは驚いていた



「あぁ、オレは幼少時代の時から父さまに化け物として育てられてきたからな」


「そっか………」


我愛羅は一尾の人柱力として育てられ、人や外との接触が無かった為、こういったあまりイベントには詳しくないのだ


「うーんとね…クリスマスって言うのは昔イエス・キリストって人が産まれた日で」


「誕生日なのか?」


「まぁ、そんな感じだね?そしてクリスマスの日にサンタクロースって人が、夜中に子供たちの枕もとにプレゼントを配るの」


「何故プレゼントを配るんだ?何の為に?」


我愛羅の質問にナマエは困った
そして、考え出した答えが……


「大好きな人の笑顔がみたいからだよ!…きっと」


「大好きな人の笑顔…?」


「そう!サンタさんはね子供たちが大好きなの…だからその子供たちの笑顔をみたいからプレゼントを配るんじゃないかな?」


そう言って微笑むナマエが我愛羅にはとても輝いてみえた


「ならナマエはオレのサンタクロースだな……お前がいるとオレは化け物でなくて人間だという実感ができる…ナマエがいることでオレは幸せになれる」


我愛羅がナマエの体を強く、優しく抱き締めた


「我愛羅も私にとってサンタクロースだよ」


そう言って2人はまた再び口付けを交わした


ずっと傍にいたい…
そう…ずっと…


end

〜あとがき〜

初めての我愛羅夢!!
初めてのクリスマスイベント!!


キャラ崩壊してませんでしたか?


何か我愛羅が妙に可愛い…


ここまで読んで下さったナマエ様!

本当にありがとうございます♪


Happy christmas♪


執筆日…2011.12.24
最終加筆日…2014.09.08
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