短編用

□本当の気持ち
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「なんで?」
信じてたのに……


「………。」


「どうしてなの?」
何か言ってよ…


「………。」


「カカシなんて













大嫌い……」


そう言ってナマエは雨の中カカシの家から飛び出した…


どうして?何で?
ずっとカカシのこと信じてたのに


だけど…貴方は私を追い掛けてはくれなかった


貴方は私のこと…
どう思ってるの?

ねぇ…教えてよカカシ…


――――――――
―――――

ことの始まりは数時間前…


「あと2週間でクリスマス♪早くこないかな?」


ナマエは鼻歌を歌いながら商店街を歩いていた
すると目の前を見覚えのある銀髪が通って道を曲がって行った


「あれは………」


カカシだ!!


ナマエは嬉しくなり走って追い掛けた


「カカシー…………!?」


だが…そこでナマエがみたものは……


知らない女の人とキスをするカカシの姿だった……


ドサッ


ナマエは持っていた買い物袋を落としてしまった


「あ…………」


「…っ!?」


ナマエは買い物袋を急いで拾いカカシに見つかる前にその場を離れた


誰なの?あの女の人は
すごく、凄く綺麗な人だった……


誰、誰………




イッタイダレナノ………


ナマエはただひたすら走った…


走って、走って…
気づけばカカシの家の前にいた…


「カカシ………」


ナマエは哀しい気持ちを抑えカカシを家で待つことにした…


――――――――
―――――

「ただいまー」


カカシだ…


「おかえりなさい…何処に行ってたの?」


「ん?何処って…酒酒屋で飲んでたのよ…」


嘘………


「へー…遅かったね…」


「あぁ…アスマが凄く酔っ払ってさ…大変だったよ。ハハハ…」


それも嘘………
だってアスマは今日任務で里の外に行ってるもん…


「ま、アスマらしいけど「今日は任務でアスマは居ないはずだよ…それに飲んでたって嘘だよね?…だってカカシ…お酒の匂いしないもん」……!!?」


ナマエのその言葉にカカシは少し焦っている様だった


「それに私見たの…カカシが…



他の女の人にキスしてるとこ」


カカシは固まっていた
そして出てきた言葉は


「ごめん……」


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