短編用

□俺で暖まってよ
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「うー…寒い〜!!」


ナマエは極度の寒がり…
冬になると毎年こうして丸くなるのだ…


「ナマエ…そんなに寒いならオレが暖めてあげるよ?」


「ホントに?」


そう言って目を輝かせるナマエ
え?何これ…期待していいの?


ニタニタするカカシがナマエを抱き締めようと手を伸ばした時…


「じゃあパックンだして♪」


「え?」


「ダメ?お願いカカシ…」


何故パックン?
だが…そんな上目遣いされると………


「分かったよ♪口寄せの術!!」


カカシは素早く印を結びパックンを口寄せした…


「なんの用だカカシ?」


「パックン〜〜〜♪♪」


ナマエはパックンに抱き付いた


「パックン暖かい〜♪」


パックンを抱き締めているナマエ


何よあれ…ちょっ!!
そんな抱き締めたら胸が…
パックン離れなさいよ!!


パックンを見ながら苛々するカカシ…


しばらくしてナマエはパックンを抱いたまま寝てしまった…


「ハァー………」


ナマエは犬や子供が大好き…こないだだってナルトを抱き締めてたし…


「まったく…ナマエはオレとパックンどっちが大切なのよ…」


そう呟いてオレも寝てしまっていた…


――――――――
―――――

「ん〜よく寝た♪あれ?」


カカシ、寝ちゃったんだ…
パックンも帰っちゃったし…寂しいなぁ


ナマエはそっとカカシの頭を撫でた
すると…


「んー…ナマエはオレよりパックンの方がいいの?……むにゃむにゃ…」


「カカシの寝言?可愛いなぁ〜♪そんなのカカシに決まってるじゃない…」


ナマエがそう言った瞬間カカシが目を覚ました


「あれ?ナマエ?オレ寝ちゃったみたい…」


頭をボリボリ掻くカカシ


「ねぇ…カカシ…」


「ん?何よ?」


「私はパックンよりカカシの方が大好きだよ♪」


そうしてナマエはカカシにキスをした…


「じゃあ私買い物行ってくるね♪」


カカシは1人部屋に取り残された…


ちょっ…今の…キス?!
ナマエからキス!!
ってかオレの呟き聞かれてた!?
ナマエが帰ってきたら罰としてもう一回キスさせようかな…


1人でニヤニヤする不気味なカカシさんでした


END
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