江戸の中心で馬鹿を叫ぶ
□夏だ!海だ!皆で海水浴!
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「海だぁあああ!!泳ぐぞコノヤロー!!」
「バナナボート乗るアル!!」
海に着いたとたん素早く着替えて海に飛び込む銀時と神楽
「結局…銀さん楽しんでるじゃないですかι」
呆れ顔の新八
「まぁまぁ!海に来れたからいいじゃん♪うっし!私も泳ぐぞ〜!!」
夏羅も素早く着替えて海に飛び込んだ
「ハァ…全く…」
新八も着替えて海に入って行った
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時を遡ること数日前…
新八と神楽は銀時に海に行きたいとねだっていた
が……
「ハァアアア!?海ィイイイイ!!?行くかよ、めんどくせぇな…」
想像通り渋る銀時…
「えぇ〜行きましょうよ銀さん…ほら、夏といえば海でしょ?海ならお金かかりませんし」
「そーだそ天パ!!海に行けば水着ギャルがゴロゴロいるネ!嬉しいだろーがこの変態野郎!!」
「嬉しくねぇよ!!なに?お前らの銀さんのイメージってなんなの?!」
変態扱いされて怒る銀時
「でも、銀さん…前に長谷川さんとプールのバイトだった時確か……「あぁああああああ!!え?なに?聞こえないよ!?つーか聞きたくねぇええええ!!海なんて暑ぃから行きたくねぇんだよ!!」……煩いですよ」
銀時のあまりの反対に新八と神楽が諦めかけたその時だった
「えぇ〜…銀さん海行かないんですか?…折角新しい水着買ったのに…じゃあ土方さんに連れてって貰おうかな」
「……よし、行くか」
「「えぇええええ!!」」
夏羅の"水着"と"土方"という単語に、銀時は簡単に動かされた
そのあと、神楽に『やっぱり水着がいいんじゃねぇか』と散々変態扱いされたが…
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―――――
いやぁ〜…つい夏羅にのせられて海に来ちまったが…
銀時はチラリと夏羅の方を見た
海ってサイコーじゃねぇか!!コノヤロー!!!
「あ、やべ…鼻血が……」
夏羅の水着見ただけで鼻血とか…俺はガキかよ
「海で鼻血吹いてんじゃねぇよ…海が汚れんだろーが」
鼻血を拭う銀時は後ろを振り返った
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