江戸の中心で馬鹿を叫ぶ
□すうぃーとマイホーム
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「あー…今日の仕事は疲れたな…新八…肩揉めぇ〜」
「本当ネ!なんであんなクソババァの愚痴聞かなきゃいけないネ!!こっちまで性格がクソ塗れになるアル…新八〜足揉むヨロシ」
「確かにあのオバハンうざいよね〜旦那さんが浮気とか…『私の何がいけないの!?』って…全部だろ……新八〜お茶くれ」
「あんたらいつまで人を扱き使うつもりだぁああああ!!!」
ダラダラな3人に怒りが爆発した新八
「「「一生(アル)」」」
そして仲良く声がそろう3人
「一生ってアンタら鬼かぁああああああああ!!!」
新八の怒りの叫びが万事屋中に響きわたる……
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「あ〜やっと片付いた……ってこんな時間!?僕もう帰りますからね!!……って夏羅さんは?」
さっきまで煩かった(今も煩いが…)万事屋に夏羅が居ないことに気付いた新八は不思議そうだ
「んぁ?夏羅なら先に家に帰ったぞ〜ドラマを観るとかなんとか…」
「ドラマならうちで観ればヨロシ」
「まぁ…もう遅いですし…何なら送ってあげたんですけどね〜」
「ぅわっ…何?新八…下心丸見えなんですけど」
「汚らわしいネ!もう私に話しかけないで」
「変な言いがかりつけるの止めてくださいよぉおおおお!!!!」
いつもの賑やかな風景
しかし、3人はふと思った
「なぁ…少し思ったことがあんだけどよ……」
「私もあるネ!気になること」
「奇遇ですね…僕も気になることがあるんですよ」
「………」
「………」
「………」
「「「夏羅って何処に住んでんの?」」」
3人は顔を見合わした
「やっぱな」
「気になるアル」
「明日聞いてみますか?」
「そうですね…じゃあ僕はこれで」
この日、3人はモヤモヤした気持ちで1日が終わった
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