君と僕と暁と
□どきっ!暁だらけの秋祭り
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泥「ヘイヘイ!いらっしゃい!!………ってあぁあああああ!!!なんでオイラが屋台でリンゴ飴売らなきゃいけねぇんだ!!うん!」
何故か「祭!!」の法被を着てリンゴ飴を売っているデイダラ
「しょーがないじゃん!角都がお金ないんだってぇ〜あ、リンゴ飴ちょうだい♪」
泥「いや…金払えよ…うん。」
「えぇ〜…」
渋々お金を払うアスカ
何故デイダラが露店を開いているか…話は朝へとさかのぼる…
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角「お前ら屋台やれ」
そう言い出したのは角都だった
何故か暁のアジトのある地域は秋にも関わらず残暑が厳しく、クーラーをガンガンかけており、電気代が跳ね上がってしまい…生活が危ういらしい…
鼬「何故オレが働かなければならないんだ?ナンセンスだ…」
蠍「いや…今のお前の格好の方がよっぽどナンセンスだぞ?」
暑さの所為か、ナルシーの所為か…部屋の中で水着姿のイタチ
鼬「これはサービスカットだ!勿論アスカの為のな」
「サービスになってねぇし」
泥「くそぉっ!オイラも脱…」
「脱ぐな」
ぺ「オ…」
「黙れ」
ぺ「まだ、『オ』しか言ってないんだけど…(涙)」
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―――――
まぁそんなこんなで働くことになった暁御一行なのだが…
泥「なんでアスカは働いてねぇんだ?」
「私は居候であって…別に暁な訳じゃないし…チャクラねれねぇし術だせねぇし…」
泥「そりゃずりぃだろ!うん!」
「まぁ、今月の生活費?デイダラが爆破したアジトの修理代も込みらしいし?」
泥「うっ……」
アスカの一言に勢いが弱まるデイダラ
「じゃあ私は次の屋台に…」
泥「アスカ!!」
アスカが向こうへ行こうとした時、ふいにデイダラが呼び止めた
「…なに?」
泥「リンゴ飴が全部売れたら、オイラと2人っきりでデートをしてく…」
ゴチーンッ!!!
泥「いっで!!」
デートをしてくれ!と言おうとしたデイダラに何故かお面が飛んできて、それがデイダラの後頭部にクリーンヒットした
蠍「調子にのるなよデイダラ」
泥「だ、旦那ぁあああああ!!」
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