嘘遊戯&探偵学園Q【コラボ】 *R-15有り

□【Hades】 ハデケル
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自由になって4日たった…。
ケルベロスはハデスに呼び出されヨコヤ探しを中断し、冥王星の本拠地へと向かった。


ハデスは玄関に入るとすぐに立って待っていた。


「ハデス様…。いつもの部屋で待って頂いて結構でしたのn「ケルベロス。」

いつもより何故か怒っている……。ケルベロスは黙ってそのまま頭を下げる。




「この愚か者が!!!!」ハデスはケルベロスを殴る。そのままケルベロスは床に倒れる。

ハデスはしゃがみ込み、ケルベロスの頭を掴んでケルベロスの顔を見る。


「いつものお前なら一日で成功させるのに、何故今回はそれを無駄にした!!流を探すのよりも簡単だろうが!!!」
そう言ってケルベロスの髪を掴んだまま、ケルベロスを床に叩き付ける。
「うぅ……。」ケルベロスは小さく唸った…。


ハデスは叩き付けた後、ケルベロスの髪をやさしく撫でた。


「ケルベロス…お前がヨコヤ ノリヒコに会いたくないのは分かる…だが、会わないと冥王星は壊滅するのだ……そうなると、お前は居場所がなくなる…下手をすれば、元のあの場所へと帰らなければいけないのだぞ?」

「あの……場所……?」

記憶が蘇る……。


笑う自分の両親…泣きわめく自分の姿……そして自分の前には白い――――

―――――





「あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁ!!!!!!」ケルベロスは頭を抑えてしゃがみ込む。


「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」




ハデスは狂ってしまった、ケルベロスを抱きしめる。
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