嘘遊戯&探偵学園Q【コラボ】 *R-15有り
□【Plutone】流ケル+ハデス
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一人の男が室内から空を見上げていた。そこにもう一人の男が入ってくる。入って来た男は黒い服、黒い髪、黒とは逆に真っ白な肌……黄金色の瞳を持った男……名をケルベロスと言った。
空を見上げている男は「ケルベロス…逃げれたのか…。」と言った。
ケルベロスは深々とお辞儀をして「ハデス様のおかげで秋山深一くんに会えましたし、逃げる事もできました。ありがとうございました。」
ハデスと呼ばれた男はケルベロスの感謝の言葉も気にせず、
「それで?ヨコヤ ノリヒコには会えたのか?」
と即座にケルベロスに聞いた。
「申し訳ございません…まだ…。」そう言って謝る。
「まだ会っていない…?」それを聞くとハデスはケルベロスに近づき、ケルベロスの黒い髪を撫でた。
「これから.....行く予定です。」
「そうか...早くヨコヤ ノリヒコに会うんだぞ。」
「....承知しております。」
そしてケルベロスはその部屋から出て行った。
ケルベロスが居なくなって、
ハデスはネックレスを取り出してネックレスの模様を触る。
「ケルベロス……そしてヨコヤ……。二人がそろったとき…この冥王星は…永久にこの世界に生き続けることが出来る…。」
そう言って冥王星の創主者、キング・ハデスは高らかに笑った。