鈴木一真氏関連小説置き場

□【憎い・・・】秋ヨコ+直
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ファイナルステージの夢を見た……。りんごが全部揃う夢。

神崎直の笑顔を見て、自然と自分も笑っていた。

谷村に神崎直に恩返しするために来たんじゃないか?と言われ
「…まさか」とは言ったけれど、内心は図星だった。。。


好きだった。神崎直が…あの女と一緒に居ると、人を信じるのも悪くないと思えてくる。。。






カーテンから差し込む光で目が覚める。布団から起き上がると、隣には秋山がすうすうと寝息をたてて寝ていた。
昨日は大学の仕事で忙しかったんだろう…珍しく遅くまで寝ている。

「今日は休みだし…このまま寝かせておきますか…。」
そう言って朝ご飯の支度をする。




「今日はデパートに買い物に行くぞ。」
朝ご飯を食べているときいきなり秋山は言ってきた。

「は?」

「炊飯器が壊れたからな。」

「いや…昨日、酔った秋山くんが炊飯器を食器洗い機に突っ込むからでしょう…?」

「………。」




そんなこんなで、新しい炊飯器を買いにデパートへ二人で向かった。
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