ヘタリア

□【   】露加
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〜一方ロシアとカナダは〜

「うわっ!!つめたっ!!」

「ふふふ。この噴水の水はきもちいいよね。ロシアの水とは大違いだよ……。」


「もう…僕…服までびしょびしょ…。」

そう言って、服の先っちょをしぼる。
しぼっているカナダの隣でクマ二郎さんも頭をぷるぷる振っていた。

「あれ?カナダくん。ほっぺにはっぱがついているよ。」

そう言い、ロシアはカナダのほっぺに触れる。

「ひゃっ!!ロシアさん…冷たいですね。」

「そうかな…?カナダくんはほっぺぷにぷにだね…。」
そう言ってカナダのホッペを触り続ける。



そのとき……。


「ロシアーーーー!!!」
フランスが猛ダッシュで走って来た。
そして、すぐさまカナダをロシアから引き離す。

「うぇっ!?」驚くカナダ。
そのまま、フランスはカナダを見る。

「カナダ!!お前!!ロシアに何された!?」

「ほぇ?別に二人で噴水で遊んでいただけですよ…?」

「だってさっきロシアとキスしようとしてただろ!!」

「いや…ほっぺに付いた葉っぱを取ってもらってただけですよ。」



「そんなわけ……。」
そう言ってロシアの方を見る。
ロシアは水がいっぱい付いて、びしょびしょになっている葉っぱをくるくると回していた。


「………。」

「何て書いたんですか?」

「ん〜?カナダくんを預かったって書いたかな〜?」

「……もっとマシな書き方はなかったんですか?」

「そうだぞロシア!!もっと普通に書いて呼んでくれよ!!」








「え〜〜?だって〜。」

そう言って突然、カナダの腕を掴む。




そして





そのままカナダのほっぺにキスをした。
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