Text*BL
□あたたかい
1ページ/1ページ
日差しが差し込んで暖かい、そんな昼下がり。
「イルミってさ、髪綺麗だよね」
今まで何度も言われた賛辞。
別に好きで伸ばしてるわけじゃないんだけど。
「毛が細くてさらさらしてて・・・いい匂いもする、女の子みたい」
「嬉しくないよ」
「つれないなぁ★」
後ろで何をするでもなく髪を弄るヒソカ。
とりあえず匂いを嗅ぐのはやめてもらいたい。
柄にもなく恥ずかしい。
「んー・・・発情してきちゃっ「死にたいの?」
ちょっ、こいつ本当に発情してる。
俺の尻に当たってるその無駄にでかいナニをどうにかしろよ。
「触らないでよ、当たってるし」
「生理現象だし★勃ったついでに一発ヤら「ヤらないから」
こいつは本当に万年発情期なのか。
昨夜だって散々シたくせに。おかげで腰が痛い。
・・・いくら訓練してるからって自分が受前提での訓練なんてするわけないでしょ、・・・したくもない。
「まぁいいか★代わりに一日こうしてていい?」
ヒソカが俺を後ろから抱きしめる。
正直この暖かさは嫌いじゃない。
「仕事入ったら離してよね」
「了解★」
それ以外で離したら刺そうかな。
うん、そうしよう。