短編小説

□幼なじみ
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俺の名前は【三島佳雄・ミシマヨシオ】

見た目は、普通?の男の子です☆
(アハハッ見た目とか自分じゃなんとも言えんです不細工では無いと思ってるんだけどね)

俺は今、幼なじみの【高野千鶴・タカノチヅル】宅で飲んでおります(^w^)>

千鶴とは、家が隣同士で保育園、小学校、中学校、高校、大学とずっと一緒だ。

俺達は、地元を離れて大学に近い所でそれぞれに一人暮らしをしている。

初めは二人で暮らせば金もかからんからってことで、互いの両親が勝手に(ちなみに親同士もめっちゃ仲良いです)二人暮らしを決めていたんだが、何故か千鶴が断固として嫌がって俺達は別々住んでいた。

正直、俺も大学入って3年たった今でも一緒に住んだ方が楽で良いと思ってんだが……千鶴の奴は絶対嫌だって言い張るんだ(頑固者めっ)

でも、まぁ仲は良いんで(笑)
しょっちゅう互いの家に泊まり込んではレポートの手伝いとか、こうやって飲んだりしている。

ちなみに、今日は千鶴の誕生日だったんで。

プレゼントと大量の酒をぶら下げて俺は今日も、千鶴の所に泊まるつもりで来ていた。

「誕生日おめでとうさん!!」

「ありがとう」

「ほい、プレゼント

「サンキュ (ガサガサ)おぉっ」

「それ、欲しがってたろ?」

俺があげたのは腕時計です。

「おぅ!佳雄、お前まじ俺の趣味解ってるよな〜」

「だてに、生まれてからずっと一緒に居ないですよ」

「ハハッだよな〜」

千鶴は大事そうに棚に俺からのプレゼントをしまい込んだ。

「今、つけりゃ良いのに」

「酒こぼして臭くしたら嫌じゃん」

「俺はつけた所が見たいんですぅ」

「じゃ、今度遊び行くときつけてってやるよ」

「何だよ!その上から目線〜!!」

「ハハハッ」

たわいない会話を楽しみながら、買ってきていた酒を浴びるように飲みまくった。

あっ、ちなみに千鶴は可愛い系の顔してます。

たまに、女の子に間違えられる位に(笑)

俺とは逆の顔立ちしてて、一回だけ恋人同士に間違えられた事もあるよ〜。

千鶴はすっげー、嫌がってたけど。

俺は、別に恋人のフリすんの楽しかったなぁ。

なんて思い出したんで。

千鶴に、恋人同士に間違えられた時の事を話題にふってみた。
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