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□第七話
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いつもの時間は戻ってきた



亜香里「ねーっ!亜香里も撮ってよ!」


「おっ!OK、ハイッチーズ!…………あ、いい!いい!」



有希子「あかりん変顔も!」


亜香里「えーっ?…じゃあ行くよ。」

一瞬は渋って見せるものの応じて見せる亜香里


ゆりあ「ふふっ、やっぱあかりんの変顔は世界一だね♪」


有希子「こりゃすごいわ!」


「やっぱ亜香里は表情豊かだなっー。」

亜香里「それ、誉められてる気しないよ!?もっと良いところ誉めてよ!」

「亜香里の笑顔は…世界一だよっ。」


亜香里「…ありがと、ナオちゃん。」



少しの沈黙が4人を襲う

ゆりあ「…なにこれ。」

有希子「本気で照れるな!イチャつくな!」


亜香里「ごめんごめんっ、本気で嬉しくて…。」

「まーまー、冗談なんだし。さらっと流してくれよ。」

有希子「そういえばさ、私も撮って欲しいものがあるんだ?…この後部屋にずっといる?遅くなってもいいから行っていい?」

「あ、いるけど…。」

ゆりあ「…?」

亜香里「(ゆっこどうしたんだろ…。)」

有希子「じゃあ今まだ制服だし、一回帰ってから行くね!」

「おう、分かった。」

亜香里「…じゃあそろそろだし、私も帰るかな。ゆりあとナオちゃんは仕事頑張ってね?」

ゆりあ「うん、じゃあまたね!」


この日の四人はこれで解散した





亜香里「ゆっこ…ナオちゃんの部屋で何を撮ってもらうの?」



有希子「あかりん…ごめんね。私、言うから。」

亜香里「言うって、まさか…」

有希子「うん、東京に行くことも…好きだってことも。」

亜香里「そっかー…。」

有希子「いきなりで…ごめんね。」

亜香里「大丈夫、謝ることじゃないし…ごめんじゃないよ。思うことは沢山あるけど頑張ってね!」

有希子「どうなっても結果はちゃんと言うからね。あかりんとゆりあは…ライバルだけど親友だから、だから良くてもダメでも一番に知って欲しいから。」

亜香里「ありがとう、そう言ってくれて…嬉しいよ。」




そして折り返し、有希子はナオの部屋に着いた。




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