look at me
□第七話
1ページ/4ページ
いつもの時間は戻ってきた
亜香里「ねーっ!亜香里も撮ってよ!」
「おっ!OK、ハイッチーズ!…………あ、いい!いい!」
有希子「あかりん変顔も!」
亜香里「えーっ?…じゃあ行くよ。」
一瞬は渋って見せるものの応じて見せる亜香里
ゆりあ「ふふっ、やっぱあかりんの変顔は世界一だね♪」
有希子「こりゃすごいわ!」
「やっぱ亜香里は表情豊かだなっー。」
亜香里「それ、誉められてる気しないよ!?もっと良いところ誉めてよ!」
「亜香里の笑顔は…世界一だよっ。」
亜香里「…ありがと、ナオちゃん。」
少しの沈黙が4人を襲う
ゆりあ「…なにこれ。」
有希子「本気で照れるな!イチャつくな!」
亜香里「ごめんごめんっ、本気で嬉しくて…。」
「まーまー、冗談なんだし。さらっと流してくれよ。」
有希子「そういえばさ、私も撮って欲しいものがあるんだ?…この後部屋にずっといる?遅くなってもいいから行っていい?」
「あ、いるけど…。」
ゆりあ「…?」
亜香里「(ゆっこどうしたんだろ…。)」
有希子「じゃあ今まだ制服だし、一回帰ってから行くね!」
「おう、分かった。」
亜香里「…じゃあそろそろだし、私も帰るかな。ゆりあとナオちゃんは仕事頑張ってね?」
ゆりあ「うん、じゃあまたね!」
この日の四人はこれで解散した
亜香里「ゆっこ…ナオちゃんの部屋で何を撮ってもらうの?」
有希子「あかりん…ごめんね。私、言うから。」
亜香里「言うって、まさか…」
有希子「うん、東京に行くことも…好きだってことも。」
亜香里「そっかー…。」
有希子「いきなりで…ごめんね。」
亜香里「大丈夫、謝ることじゃないし…ごめんじゃないよ。思うことは沢山あるけど頑張ってね!」
有希子「どうなっても結果はちゃんと言うからね。あかりんとゆりあは…ライバルだけど親友だから、だから良くてもダメでも一番に知って欲しいから。」
亜香里「ありがとう、そう言ってくれて…嬉しいよ。」
そして折り返し、有希子はナオの部屋に着いた。
━そして