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□第四話
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有希子「へぇ、そんなことがあったんだ。」


亜香里「なんかめずらしいね、ナオちゃんそんな子じゃないよね?」


そして放課後時間が取れたのでLE・SQUAで女子会、なんていつも通りの事だけど。



ゆりあ「そうなの、学校でずーっとぐったりしてて。休み時間も動かないしお昼も弁当の後すぐ寝てるの。」

亜香里「なんかそれ、あかりみたい。あかりもたまーに部活が忙しいときとか週の真ん中の水曜日とかはぐったりして授業聞けなくて寝てて先生に怒られる時あるもん。」

有希子「じゃあアイツ…今さら部活とかしてるのかな?ふふっ」

ゆりあ「それは極端だけど、なんかそんな感じなのかもね…。ほんとーに毎日どこで道草食ってるんだか。自分の家の店も手伝わないで…。」

有希子「寂しいだけでしょ?」

ゆりあ「へ?」

有希子「そんなこと言って、顔は合わせてるけど話せてないしさびしーい!って、思ってるんじゃないの?」

ゆりあ「そっ、そんなこと…。」

有希子「私は寂しいけどな、学校違うけど、ここに来ればどうにかアイツの顔は見れたのに…確かにここ2週間全然会えてなくて、寂しいって思うな。あかりんは?」

亜香里「うん、あかりも寂しいよっ!だってナオちゃんの事好きだもん!こうやって昔から4人で遊んできたから、集まれないのは寂しいな。」



ゆりあ「あーあ、二人ともずるい…ゆっちゃんもあかりんもずるいよ。」

ゆりあはそのまま顔を伏せた。



有希子「素直になりなよ?ゆりあ…。」




ゆりあ「なれたら苦労しないよー…もう。」
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