ミルモでポン!長編

□つかまえてみろ
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前回までのあらすじ☆

ヤシチの幼馴染みの少女・ユミヤ登場!
ユミヤはなんだか、ヤシチに里へ帰って来てほしいみたい。突然にも程がありますよね。

ヤマネがハラハラしながらの次の日。

楓ちゃん→ミルモ
桃→結木くん←松竹←安純

というカオスな恋愛模様になっていた!
いや楓ちゃん→ミルモは管理人の趣味ですg

そして妖精たちの前に……あぁっともうこんな時間!!
あらすじとかこんな要らないモンやってる場合ではありません!
本編に戻るよ!






「触角王子…なのね……」

ユミヤがポツリと言った。
見たこともない魔法でも忍術でもない触角ビームに驚いている。

「約束どおり、松竹しゃんをノンケに戻してもらいましゅよ!!」


これでやっと解決か?
妖精たちは安堵した



「ふ……ふんっ!!
無害なペット妖精を倒すような外道の頼みなんか訊かないのね!
あっかんべー!!」

べーっと舌を出して、ユミヤは飛んで行ってしまった


「げっ…げどっ…!?」

外道呼ばわりされた、かつてのアイドルはひどくショックを受けた



学校の屋上。
はやく楓たちを戻してやらねば、本人たちも、周りの人達にも可哀想だ

ここで妖精会議が始まった



「ユミヤは昔から弓の扱いが上手くてな。
むしろ弓しか修行してない。」

ヤシチが、自分の知ってる情報を話し始めた。
ミルモたちは黙って聞く

「ヤシチは特技ひとつもないのになゲラゲラゲラ」

黙って聞けよ。



「『恋を叶える術』を身につけたと噂を耳にした」

そう。だからこの事件は、昨日喧嘩したあの時の報復のつもりなのだろう。

でも知ってるのはここまでだ


「噂だから、どうやっているのかも、
どうすれば解除できるのかも知らん」

ヤシチのその言葉に、周りもため息をついた


「…やはりユミヤさん本人にお願いするしかありませんね」

「でも、なんで友達のヤシチしゃんを困らせるようなことするんでしゅかね?」

ムルモがそう言うと、ヤシチはアハハと笑って目をそらした。

「ど〜してでしゅかねぇ〜?」

ムルモの鋭い目線が突き刺さる

「ユミヤ殿は、昨日ヤシチあにさまとケンカしたのでございます」

現場を見ていたヤマネが言った。



 
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