for three month

□3日目
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「心咲?行こう?」



お母さん・・・いや月子ちゃんが声をかけてくれてハッとした




そうだね・・・とりあえずお昼食べてから呼び方変えるように努力しよう




「うん」



とりあえずそう返事をした





屋上についてご飯を食べ




今はデザートのタルトタタンを食べてます




うーん錫お兄ちゃんのお菓子やっぱりおいしい





そんなとき羊さんがあることを月子ちゃんにあることを聞いた・・・





それは・・・恐ろしいものだった





「ねぇ月子?」




「何?羊くん?」




「月子は料理しないの?」




そう羊さんが言った瞬間




私と哉太おじ・・・いや哉太、錫お兄ちゃんの目の色が変わった





お母さん・・・料理だけは今だうまくないからな





「あー羊!錫也の料理がこの世で1番うまいいんだ!だから月子のは・・・な!錫也!」





「何で俺にフルかな・・・」




「酷いよ!2人とも!明日のお昼は私が作るから!!!」





え、ちょっと待って!





私達殺す気か?!




お父さんが高校時代のお母さんの料理は食えたモンじゃねー、てつぶやいてた!!!





だからやめてくれ!!!




「つ、月子!無理はするな!なんなら俺が一緒に作るから!」




「そ、そーだぞ月子!世の中な適材適所があってな・・・」





「もう!」




「何2人焦ってるの?心咲も食べてみたいよね?月子の料理」





なぜ振る!?羊さん!




本音は食いたくねーよ!!!





未来の実の母に言いたくないけど!





「え、あー・・・どうだろう・・・?無理は・・・しちゃだめだよ?おか・・・いや月子ちゃん」





何なら私も一緒に作るよと笑顔・・・と言えない笑顔で言った






「・・・心咲ちゃん何でそんなに焦ってるの?」





「焦ってなんか・・・ないよ?多分」




「てかお前さなんか昔から俺らを知っているかのように接するよなー」






哉太おじ・・・哉太痛いとこつくなよ




いまは月子ちゃんの料理だろ






キーンコーンカーンコーン






何とちょうどいいことに予鈴が・・・!






「ほ、ほら!みんな予鈴鳴ってるよ?急がなきゃ!」




「ほんとだ少しのんびりしすぎたかな」




「急がなきゃね」




「そーだな」






とりあえず・・・





今日は逃げ切れた






明日からバレないようにしよっと





・・・まさか哉太おじさんに言われるとは思わなかったな
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