for three month

□3日目
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彼女を見たときなんとなく似ているなぁ・・・と思った



〜???SIDE〜



同じぐらいの背



同じような色の髪



彼女と違うところと言えば瞳の色だろうか






俺は・・・あの人の瞳の色と似ていると思った






でも・・・そんなことあるはずはないわけで




もし・・・あったら・・・





彼女は何者なのだろう?






そして何をしに来たのだろう






それが分かるのはもう少し先の未来








〜心咲〜



はーい心咲です




過去生活にもなんとなくですが慣れてきました!!!





ただ・・・あの癖は離れなくて・・・






あの癖?それは・・・





「心咲、お昼食べよう?」




「今日は錫也のお弁当なんだよ!!!」




「楽しみだよね〜まぁ僕は月子といれば何でもいいけど」





「まぁ錫也の弁当はうまいよな」






そう・・・こういう会話の流れの時




「うん!私も錫お兄ちゃんのご飯好きだよ!」




て言ってしまうんです




まぁ過去に来て1日目



そう言ってしまうのも・・・仕方ない・・・かな?





「はは、心咲は可愛いな」




「錫也はいいよなー・・・お兄ちゃんだもんな」




「哉太はおじさんだもんね」




「うっせ!心咲も!俺をおじさんとは呼ぶな!」





「ご・・・ごめんなさい!!」




哉太おじ・・・いや哉太さんをおじさんとつけているには理由がちゃーんとある





それは私が小さい頃から日本に帰ってきてはお土産を持って遊びに来てくれたし




お父さんともお母さんとも仲が良い





日本に居る時は一緒に御飯も食べる





天体観測だってしてくれた





ピクニックにも行った





まぁ・・・こんな訳で小さい頃から一緒にいまして




仲が良く





5歳ぐらいにお母さんに「哉太おじさんが来たよー」て言われてから





ずっとこの呼び方ww




錫お兄ちゃんは確か・・・お父さんが苦し紛れにつけた呼び方ww




なんで苦し紛れかは分からないけど・・・




これも小さい頃からの呼び方





遊びに来るときはいつもお菓子を作ってきてくれた




それがまたおいしい





その腕は過去でも健在だった





素晴らしいわお母さんの幼馴染




で最後に羊さんは




小学校3年生ぐらいに日本に来た時あったから「さん」づけ





さすがにその頃になると社会のルールを知り始めたんだよね





あまり関わりはないけど昔からよく



「君は月子にそっくりだね」




って言われてた




そんなに似てるかなぁ?
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