for three month
□1日目
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「それにしても、良かった心咲が星月学園天文科合格できて」
「当たり前でしょ?お母さん。私お父さんとお母さんの後輩になりたかったんだから」
そう言うとお母さんは「そうね」て言ってほほ笑んでくれた
春から星月学園天文科に入学する
お父さんとお母さんの後輩になるのだ
正確に言うと・・・学科はお母さんかな?
「それにしても時代は変わったんだね、女の子の人数学園の30パーセントを占めるなんて」
「まぁ出来てから結構立つしね」
お母さんの時は一人だった女の子も今は学園の人数の30パーセントを占め
る
それでもまだ少ないが
「あ・・・お茶っぱがない・・・」
「・・・買ってこようか?」
お母さんはもの凄く料理オンチだ
お父さんが作った物の方がおいしい時があるほど
故にお茶もうまく淹れられない
でもいつものお茶っぱならうまく行くのだ
だから・・・それ以外は・・・飲めない
「・・・お願いするね?いつもので」
「はい、はい。そうじゃないと私飲めないし」
お母さんは「もー!」って言ってたけど笑顔だった
このときはあんなことが起きるとはだれも思っていなかった
まさか・・・学生時代の
お母さんとお父さんに会うなんて