04/21の日記

22:54
復活×中毒 ネタ
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これは、嫌われ小説の復活×中毒のネタです。
たぶん、まえリクエストで書いた時の没ネタじゃないかと思われます。。。

けど、改めて読んでみると、これでまた書いたら面白そうだなぁ…とか思ってみたり…

もったいないので、とりあえず、ネタとしてあげておこうと思います。


とても中途半端ですが…(-_-;)



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「真実を知ること」

 意味がわからないと言わんばかりの面々に侑子はため息をつく。

 それにカチンと来たのか、獄寺が吠える。

「こっちは客だ!!サッサと【願い】を叶えやがれ!!」

「いいのかしら、そこの彼女はよくなさそうな顔をしているけど」

 そういわれて、リボーンは彼女を見る。

 明らかに顔色が悪い。

「どうした?具合でも悪いのか?」

 見当はずれな質問をするリボーンに、侑子はまたため息をつく。

「晴れのアルコバレーノともあろうものが落ちたものね…」

 その言葉にリボーンははっとする。

「なんで、それを知っている。まさか、裏の関係者か?」

「違うわ。私は人よりも多くのことを知っているだけ。それに、この世界は貴方達の知らないことであふれているものよ。一般人がマフィアについて知らないように、貴方達マフィアが知らないことだってある」

「知るには…「対価」が必要ってことか…」

 ようやく呑み込めたリボーンは侑子にそう言う。

 侑子はもちろん、と答え、真実を知るかどうかを問う。

「どちらでも構わないわ。本当の真実に目をそむけ偽りの真実を見続けるならそれもまた良いでしょう。貴方達が真実を自分たちで調べ、解決する事が出来たならば再びここへ来なさい。その時【願い】は叶えてあげる」

 侑子はそう言うと、奥へと引っ込んでいった。

「おい!!待て!!」

 リボーンや獄寺はその後を追おうとしたが、四月一日と百目鬼の阻まれる。

「離しやがれ!!」

「店主はもう行ってしまいました。これ以上話すことはないと言うことです。【願い】を叶えて欲しいのならば…【真実】をきちんと知り、再びここへ」

 四月一日は必死にそう言った。

 百目鬼はただなにも言わずに止めていただけだが…

「ちっ!!わかった!【真実】とやらを知ったらツナの居場所、きちんと教えてもらうからな!!」

 リボーンはそう言うと、全員を連れてその場を去って行った。

「…ふぅ…聞いてはいたけど…なんて自己中な人達なんだ…」

 四月一日はそうつぶやかずにはいられない。

「そんな奴らもいるってことだろ。綱吉は…?」

「今は部屋にこもってるよ。夕飯の時になったら出てくると思う。それにしても…【真実】か…」

「あの様子じゃあ『何の』真実かわかってねぇだろうな」

「…そうだね…これ以上傷つかなきゃいいけど…」

 それは四月一日だけでなく、この店のすべての物の願いだった。


☆★☆★☆


はい、ここまでです。

途中書いたらまたネタとしてアップするかもです。

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