満月の子編

□第二十七羽
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「ひぃ……っ!!」
「これは……。」

全員が揃った後も、出口を探してアーセルム号をさ迷っていた弥槻達は、これまでとは違い、本棚や机などか並べられた部屋に出た。
入った途端、悲鳴を上げて後退りしたカロルの視線の先には、物言わぬ屍が座っていた。



時を越えて託された物
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