エジプト編

□Episode59
1ページ/5ページ




「何故駄目なんです!?」
「駄目なものは駄目だ!!」

現在、私は典明くんと睨み合ってます。
理由は簡単。
私が買い物をどうしても一人で行きたいからです。
あいにくイギーは、気ままに街を散策中で不在。
だったら、僕達の誰かが着いて行くべきだと譲らない典明くんと私の意見は、どこまで行っても平行線のまま。

「一人で行動しないようにって、常々ジョースターさんも言っているじゃあないか!」
「……うぅ……。」

そう、典明くんが言う通り。
DIOの館も近くなってきている以上、何処で敵に遭遇するか分からないんですから、ジョセフさんの言葉も当然の事です。
仕方無く頷いた私は、隙を見てそっと買いに行こうと心に決めて、待っていてくださった皆さんの所へ向かいました。



カイロの街中で
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ