sizuiza serenade!!


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君の知らない物語 NEW!
君の知らない物語
静臨
一応原作は俺だけが知る物語様となってます・・・。
なんか・・・あの色々すっ飛ばしてますが・・・何卒温かい目で・・・!!

何時までも君の隣で。(番外ノーマル正臣 NEW!
今回は曲メインじゃないです。とりあえずコレは本当に駄文だ・・・と思うのですが、最近更新してないので一応アップ・・・現在同人誌かいてるのでアップ遅くなります;

狩沢さんの乙日記〜ガシャポン容器が倒せない NEW!
同人誌#1を丸々公開です!
駄文ですがお楽しみ頂けたら^^

君の体温(未完成 NEW!
その時、臨也の色が見えた気がした。
真っ黒で、無機質な黒。それでいて、何処と無く淋しげな黒。
俺が追い求めた、大好きな色。
俺は足を止める。
此処最近観ることの出来なかったアイツの笑顔。
ファーコートを着ている人を見掛けると、必ずアイツを思い出す。
苦しかった。
臨也が池袋に顔を見せなくなってから、凡そ半年。
毎日、何処かにアイツが居るかもしれないと思うと、居ても立っても居られず町を東奔西走する毎日。
でも、現れない。
何処にも居ない。
あれから此の町に微かに残っていた彼奴の匂いも。
総て、跡形も無く消え去った。
新宿にも、彼奴の匂いは無かった。
俺の居ない、何処か遠くへ消え去ってしまったかのように。

俺は色を追い掛けた。
掴んで少し満足気に微笑む。
でも振り向いたのは臨也じゃない。
知らない女の子だった。
もう性別すら解らなくなってしまったのだろうか。

「シズちゃん。」

懐かしい、臨也の声が聞こえた気がした。
今はもう遥か遠くに響く記憶だったけれど。
俺は人混みの中に臨也の姿を探した。

あぁ、そうだ。
温もりが欲しくて繋いだだけの手を。

俺達は『愛』だなんて呼んだ……――


あれから何回桜が咲いた?

何回、月が満ちた?

又景色は塗り替えられて。

彼奴が居た事。
彼奴の匂い。
彼奴の体温。

何時か忘れてしまう日が来るのだろうか?

何時か忘れて…冷たく。

それだけで……――




見慣れた街中を独りで歩く
彼奴の居ない場所を探して
毎日が楽しみだったあの頃の記憶がちらつくから、眼を瞑っては又頭を振った。

「もしも彼奴が戻って来たら……――」
そんな事を口にしたところで変わらない。
未来があるだけと。
気付いてるけど気付かない振りをして。
また自分に嘘を吐く。
(未完成すみません;



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