Dream

□ちょっとした嫉妬
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名無しさん 『もういい!!!』
ミノ『ちょっ、待てよ』





私はミノから逃げるように走った。


あぁもう限界だ!!




私の彼氏のミノは
学校で1番カッコイイし、
人気者で頭もいいし、
運動も人並み以上に出来るし、
そして何より
みんなに優しい…



それに比べて私は
頭悪くて運動オンチで…

とにかく取り柄がない……(泣)



でもこんな私だけど
ミノは私を彼女に選んだんだ〜(照)
そして私はそんなミノにデレデレ(笑)



でもさ、ミノって優しすぎるんだよ…

正直いつもミノが他の女子と
笑って話してるのをみると
仕方ないことだと思ってても
凄い嫉妬してしまう…


だから私もミノを嫉妬させようと思って
いつも以上に男子と喋ったりとかしてみたり…。


だけどミノは優しいから
こんなことは全然気にしないんだよね〜(泣)


でも自分はめげずに
今度は私がミノに
冷たくしてみたりする。

そしたら今日のように…


ミノ『名無しさん〜!一緒帰ろ』

名無しさん『ぁ、今日は無理…』
ミノ『なんで?』

名無しさん『………。』

ミノ『ん?』

で、
だんだん堪えきれなくなって

名無しさん『もういい!!!』

ミノ『ちょっ、待てよ』



ってなる。


意味不明だけど
何故かこうなってしまう。



だけどミノは勘が良いから
私のいる場所を探し当てて



ミノ『な〜に名無しさんちゃん、またまた嫉妬かな?』


名無しさん『ちっ違うよ!』


ミノ『ごめん。女子に優しいのは性格だから直すのに時間が…』


違うって言ってるけど
ミノは私がなんで怒ってるのかを
わかってるんだ

わからない方がおかしいけど(笑)

名無しさん『もういいよっ(笑)』

本当は許したくないけど
許してしまう…(悔)
だけど…



ミノ『本当に〜?』

名無しさん『んじゃぁ抱…』


ギュッ…

ミノ『名無しさん大好きだよ〜(笑)』


そうなの〜!
私はいつもこれがあるって
分かってるせいで
繰り返し繰り返し
大好きなミノを許してしまう…





〇END

 

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