頂き物
□快楽の平行線
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「我が儘っすね、中条さん。最初にあんだけ出してたのに…」
ぎりぎりまでバイブを捩込まれて圧迫される
苦しい、のに、それが気持ちいい
「さいとっ、っか、は、イかせ…て」
「ふふっ、イってるじゃないっすか さっきからずっと。違うでしょ?中条さんが今求めなきゃいけないのは何でしょう?」
笑顔で楽しそうなその声音
辛いとわかってるくせに自身に爪を立てたりし玩具の抜き差しを繰り返してまた俺を絶頂に導こうとする
「ああっ、やっ、さいとっ…はぁ、さいとうの、ちょ…だいっぁっ」
これでも結構頑張ったつもり
腰を振ってしまうのはもう押さえがきかないからどうしようもない
それでも斉藤は俺に優しい笑顔を向けて
「俺のナニが何処に欲しいんすか?」
なんて言いやがる
恥ずかしさに顔を染め戸惑う暇も与えずに斉藤は玩具を動かし俺に快感を与える
"早く出したいでしょ?"と目が、態度が言っていた
「ひぅっ、ああっ!さいとっ、やぁっ!」
理解できてるのに思うように言葉がでない
「感じててよく言うっすね。中条さん苦しいのが好きなんだもんね、まだ出したくないんすか?」
玩具が動いたまま引き抜かれて嫌なところは擦られるは、今まであった物が無くなった事によって穴がひくひくとひくついた
その様子を斉藤が笑いながら携帯で撮ってくるものだから、さっきまで与えられていたものとは違う嫌な快感が俺を責める
「ひっ、違っ!やっ、ぁあっ!とるなぁっ!」
「だってココ、こんなにひくひくして」
斉藤の舌がやらしく這い回る
「言わない、でぇっ、はっ…んぁっ、さいとう、おねがっ、欲しいのっ!」
イキたいやら苦しいやら気持ちいやらで頭はぐちゃぐちゃになってて
頭だけじゃなくて涙やら唾液やらで顔もぐちゃぐちゃだと思われる
そんな俺を見て満足したのか情けをかけてくれたのか玩具とは違う其が俺の蕾へと宛てがわれた
「残念、中条さんに淫猥な言葉言ってもらいたかったのになー」
ムカつくくらい無邪気に笑う斉藤"俺もそろそろ我慢できないし"なんて呟きながら俺の腰を抑えると一気に自身を挿入していった
「…んんっ、く、ぁぁああぁあ!」
斉藤のモノが奥を突き上げると同時に安心したのか快感に体を震わせ本日三度目の空イキを味わう事になった