頂き物

快楽の平行線
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合鍵をあげたのが間違いだったんじゃねぇかとちょっと後悔――

最近は俺のバイトの時間をよく理解してるようで、くたくたになって家に帰ると笑顔の"恋人"が待ち受けている




「はうっ、んんっ‥も、やっ、だぁっ、ああっ、んぁぁあああ!」

もう何度目かになる絶頂を迎える


家に帰れば恋人が待っていて、逃げねぇってのにこっちのが燃えるだか何だかでご丁寧にも手首を後ろで縛られる
足は大きくM字に開かされたまま固定されて、流石は斉藤電気と言うところだろうか
学生のくせにどこで手に入れたのか後ろはバイブがささっている


玩具に責め立てられる俺を眺めるだけの斉藤。見られていると思えば思うほどそれが快楽へと変わって俺を絶頂へと導いてしまう


「はぁっ、あっ、ああ!、ック――、さい…と?何でっ」


またイケると思ったのに斉藤の手によって其を封じられてしまった

「イケると思いました?中条さんばっかり気持ちい思いできると思わないでくださいよ。これで十分イケるって事は俺のはいらない?」


バイブのスイッチを一際強くして更に奥へと突き刺してくる


「ひゃっ!ぁあ、やっ…やぁっ!」

逃れようと身をよじるが逃げれるわけもなく、下手に動いた分嫌な所を擦られてまた絶頂が近付いてくる

「いるの?いらないの?」


聞きながらバイブをぎりぎりまで引き抜かれて、其がまた嫌な所に当たるから気持ちよくなっちゃって
もうイキたくて苦しいのから解放されたい思いから俺は自らの腰を振ってしまった


「それが中条さんの答え?ほんと淫乱すね
そんなに抜いて欲しくないならお望み通り入れといてあげますよ」


「や‥違っ、ひゃっ、ぁぁあぁああっ!」

引き抜かれたバイブが再び奥まで一気に差し込まれるもんだから
絶頂も近付いていた俺は簡単にイッてしまった―――
斉藤の指にせきとめられて本日二度目の空イキとなってしまったわけなのだが


空イキはすればするほど自分が苦しい


「ぁっ、さいと‥ごめ、なさっあ、おねがんっ、出した、い、はぁっ、くるし…」

止まらない玩具の責め立てに息も切れ切れでおねだりをする自分
情けなくて恥ずかしい自分の姿なのだが、今はそれが気持ちいい
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