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□恵方巻
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僕はハルタ。
世界中の誰もが知ってる白ひげ海賊団の、12番隊隊長を任されてるんだ!
そんなスゴい僕の日課はとにかく、
ハルタ「サッチサッチサッチ!! ロールは?!!」
サッチ「ギャアアア!!料理してる所が見えねェのか?! しかも包丁持ってるッ!!」
ドンッ、と厨房に急に現れたハルタ。 驚いたサッチは、包丁が滑り落ちそうになったが、何とか持ちこたえていた。
ハルタ「は?アンタが怪我しようが僕には関係ない! そんな事よりも早くロールの居場所教える!!」
サッチ「それが人に頼む態度かよ…!?」
昼になったら、とにかく、時間が空き次第ロールを探す。
ロールの行くところは限られていて、その1つは食堂。
だから食堂に長くいるサッチに聞いた方が居場所がすぐ分かるんだ。
…ロールはおバカな一面もあるけど、それでもみんなから尊敬される副船長であり、いざという時は本当に頼りになる。
そんなロールは、僕から見たらお兄ちゃんのポジションなんだ。
兄弟の中じゃ一番ロールが好き。
時間がある限り、ロールと一緒にいれたらな、って思う。
サッチ「ったく、ロールならさっきエースと甲板に行っち…って最後まで聞けよ!?」
ハルタは甲板と分かった瞬間に、とっとと甲板の方へ走って行ってしまった…。
哀れなサッチだが、いつもの事なので、溜め息をした後でまた料理を再開した。