精霊神話
□初島
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アイルやノームが乗船してから早1週間。
敵船も特に無かった平和な(一部除く)日々を過ごしていた白ひげ海賊団
そんな海賊団は今日、島へと着いた。
アイル達にとっては初めての島である。
アイル「………おるな」
サッチ「あ?」
甲板から島を眺めていたアイルとサッチ。
アイルが小さく呟いた言葉に、サッチは反応してそちらを向く。
アイル「……この感じ…シルフ≠ェおる」
サッチ「シルフ?」
ハルタ「シルフってー?」
ドガッ!
サッチ「ッッ…てめハルタ…!!」
アイルが何か気配を感じ島を見ていると、丁度甲板から出て来たハルタが話を聞いていたのかシルフ≠ノついてを聞く為にサッチに突撃。
アイル「シルフは風の精霊≠ナの。 お主ぐらいに元気な奴じゃ」
ハルタ「へ〜、会ってみたいな〜」
サッチ「会うより先に俺に謝れよ…!?」
ハルタ「…ぁあ、あんたいたの?」
アイル「気づかなかったのか? さっき突撃したというのに」
ハルタ「え〜、僕そんな酷い事しないよ」
サッチ「嘘つけっっ!!!」
3人で(主にサッチとハルタ)会話を続けている間、船は着々と風の精霊・シルフ≠ェいる島へ向かっていた。
ノーム「………」