小さな暗殺者

□06 食堂
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サッチ「ユーリ、おいユーリ!」


ユーリ「!!」ビクッ


サッチ「だ、大丈夫か?」



朝…。
誰かに起こされたユーリはビクリと驚き、体を起こした。



サッチ「ごめんな…、何かうなされてたみたいだったからよ」


ユーリ「…ごめんなさぃ…」


サッチ「え?」



謝るのはこっちなのに、何故か逆に謝られサッチはハテナを浮かべる。



サッチ「いや、お前が謝る必要なん」


ガチャ



サッチが言葉を発していた時、部屋の扉が開いた



マルコ「…起きたかよい」



部屋にマルコが入って来て、マルコはユーリに近づいた。



ユーリ「マ、ルコ…さん」


マルコ「マルコでいいよい」


サッチ「なぁマルコ、昨日もそうだったけど何故ノックをしないっ!? 俺のプライバシーは!!?」


マルコ「ねぇよい」


サッチ「ちょっ酷!?」



マルコとサッチのトークが始まり、ユーリはジッと二人を見ていた。

マルコが喋ればマルコの方を向き、サッチが喋ればサッチの方を向き…の繰り返し。


それを止めたのは、ユーリにメシを食いに行こうと言って部屋に入って来たエースであった。
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