小さな暗殺者
□06 食堂
2ページ/3ページ
サッチ「ユーリ、おいユーリ!」
ユーリ「!!」ビクッ
サッチ「だ、大丈夫か?」
朝…。
誰かに起こされたユーリはビクリと驚き、体を起こした。
サッチ「ごめんな…、何かうなされてたみたいだったからよ」
ユーリ「…ごめんなさぃ…」
サッチ「え?」
謝るのはこっちなのに、何故か逆に謝られサッチはハテナを浮かべる。
サッチ「いや、お前が謝る必要なん」
ガチャ
サッチが言葉を発していた時、部屋の扉が開いた
マルコ「…起きたかよい」
部屋にマルコが入って来て、マルコはユーリに近づいた。
ユーリ「マ、ルコ…さん」
マルコ「マルコでいいよい」
サッチ「なぁマルコ、昨日もそうだったけど何故ノックをしないっ!? 俺のプライバシーは!!?」
マルコ「ねぇよい」
サッチ「ちょっ酷!?」
マルコとサッチのトークが始まり、ユーリはジッと二人を見ていた。
マルコが喋ればマルコの方を向き、サッチが喋ればサッチの方を向き…の繰り返し。
それを止めたのは、ユーリにメシを食いに行こうと言って部屋に入って来たエースであった。