小さな暗殺者
□04 なみだ
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時は遡り、ユーリ達が甲板行った後の白ひげの部屋。
マルコ「ーーあいつが?!」
白ひげ「ああ…、」
マルコに早朝に見た出来事を話した白ひげ。
マルコはそれに驚く。
マルコ「今すぐ全部吐かせた方がいいんじゃねェかよい?」
白ひげ「グラララ、いらねェよ」
マルコ「え…?」
白ひげ「好きにさせて置け」
マルコ「けれどねい…」
納得いかないマルコ。
白ひげは酒を口にした後、口を開く。
白ひげ「マルコ、」
マルコ「?」
白ひげ「あいつを気にかけてやれ」
マルコ「!!?」
マルコは耳を疑った。
マルコ「な、何で俺が?!」
白ひげ「てめェ以外誰がいる?」
マルコ「っ…!!!」
マルコはしばらく黙り込んだ。
すると…、
マルコ「…分かったよい、その為に俺だけ残したんだろい」
白ひげ「グラララ、済まねェな」
マルコは頭を掻きながら部屋を出る…。
そして、さっきの光景に戻るのだった…。