小さな暗殺者

□04 なみだ
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あれから更に1時間後。



ユーリ「…んぅ……」


白ひげ「!」


ユーリ「…ぅう…」



ユーリが起きた。
小さな欠伸をしているがさっきよりは目が冴えてるようだ。

目を擦り、周りを見る。



ユーリ「!、しろひげさん…」


白ひげ「起きたか」


ユーリ「ぅ…、ご、ごめんなさぃ…」


白ひげ「…謝る必要がどこにある?」


ユーリ「ずっとねてた…」


白ひげ「俺がいいって言ったんだ、何が悪い?」


ユーリ「…?、なにが?」


白ひげ「ん?」



どうやらユーリは早朝に起きた時の事を覚えていないようだ。

それを察した白ひげは、何でもねェ…と言い酒を呑む。


すると…、



コンコン



ユーリ「?」


白ひげ「入れ、」



白ひげがそう言うと、ガチャ…、と扉が開いた。

そこには3人の隊長。



サッチ「ああ…、もう嫌だ……」


マルコ「こっちのセリフだよい」


エース「!、ユーリ起きたのか」


ユーリ「ん、さっきおきた」


白ひげ「グラララ、もういいのかお前ら」


サッチ「もうペン持ちたくねェ」


エース「字も見たくねェ」


マルコ「お前らねい…」



ハァ…、と溜め息をつくマルコ。



サッチ「マルコ溜め息ついたら幸せが逃げるぜ!」


マルコ「そんなんで逃げたらたまったもんじゃねェよい」


エース「でもそんな気はするだろ?」


マルコ「……、まぁそん時はほぼ全部てめェらの所為だよい」



マルコは2人を睨み、怒りメーターを上げる。



サッチ「あ、ちょっマルコさん;; 怒っちゃいけないよ」


エース「ああ、怒るのもよくねェ!」


マルコ「誰の所為だよいっ!!」


「「ギャァアアア!!!!」」



2人の断末魔が再び船内に鳴り響いていました。
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