でこ小説

□三
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畳、襖、板の間、生け花、掛け軸そして窓の外には紅葉。
そんな情緒ある和室に、見覚えのある着ぐるみが四つ脱ぎ捨てられていた。
「と、言うわけで皆様お久しぶりです。『何かし隊』隊長の俺です。皆、元気だった!?」
いつものウサギの着ぐるみから浴衣姿に着替えた無駄なイケメン隊長が、無駄なテンションでもって声を上げた。
「なんかいきなり場面が飛んだね?」
「小説の更新に時間がかかりすぎたのがいけない!そんなわけでいきなりだけど説明係さんよろしく!」
「はいよー」

「皆様、おはようございますこんにちはこんばんは。副隊長です。前回から間がかなり空いてしまったんですが…ぶっちゃけ説明がめんどいんでそこら辺は1・2をみて下さい。とりあえず前回と今回の間に何があったかだけ手短に」
「さすが副長適当☆あ、マスコットキャラクターの犬だよ♪」
独り原稿の音読を始めた副隊長に犬が突っ込んだ。
「副隊長だ!」
「ぎゃんっ!」
哀れ、副隊長に拳という突っ込みを入れられる犬。
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