君と見る夢の中は
□新たな氷帝
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「…ねぇ霰姉ぇ」
始業式と入学式を終え、疲れて家に帰ればパソコンに向かう姉がいた。怒濤の1年が終わり、2年になって、新しい子達が入ってきたのだ。
「どうした妹よ。」
「氷帝のレギュラー陣が揃ったよ。」
「へぇ?あとは誰だったか。」
「日吉と樺地とチョタ、かな。」
「ふぅん?何かあったみたいだね。」
「いや、ね…」
焔は朝のことを思い出し、頭を抱えた。
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