君と見る夢の中は

□夢なのか現実なのか
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「「え…?」」

2人は窓を開け外を見渡した。いつもの街並みに見えるがどこか違う。

「…」

霰が沈黙し、唖然とする中、焔はキョロキョロとあたりを見渡し此処が二次元の世界なのか現実の三次元の世界なのかを確かめて、霰のほっぺを抓った。

「…Σ!?いったいな焔!!」

「…夢、じゃないか。」

「シカトかヲイ。」

焔はまたあたりを見渡す。すると黒い外車が家の目の前に止まったのだ。

「おい、焔。迎えに来てやったぞ。」

「…ふ、ふぇ…?あ、あ、あ、跡部…!?」

嘘だ、嘘だと信じたいが、嘘じゃありませんようにと願う焔がいた。

「なんだ、その幽霊を見たような顔は。めんどくせぇ、オイさっさと着替えて降りてこい。」

どんどん話は2人を置いてけぼりにして進んで行く。

「いやいや、ちょっと待ちなさいよ!!」

「ん?お前か霰。」

「俺を置いてけぼりにしない!」

「アーン?焔は借りてくぞ。」

「は、はい?」

「んで?雷門のお前が何故まだここにいる?」

「え、よくわかんないが…気づいたらここにいた。で、アンタは何で焔を知っているのよ?」














「俺様の女だからな、焔は。」





「「はぁ!?」」



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