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□合宿開始の合図
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「本当に似ているんだな。」
「あ、八神玲名ちゃんだよね?」
「ああ、はじめましてでいいのか?」
「うん、構わないよ。よろしくね、玲名ちゃん。」
「ああ、よろしく頼む。」
微笑みあい、僕は玲名ちゃんと握手を交わす。
「うん、四天宝寺のみんなとも打ち解けそうだね良かった良かった。」
「よくねぇだろ焔。何も聞かされてなかったぞ。」
「え?だって、その方が面白いでしょ?」
「(((面白いで済ました…!!)))」
ニコニコと笑うと全員は一気に青ざめた。
「え?でも僕のしおりには書いてありましたよ?」
「僕のも有ったよ?」
「ウス。」
目金君と霰ねぇ、樺地はキョトンとした。
「目金君と樺地は今回僕のサポートだから。霰ねぇは当たり前でしょ?」
「わぁーいっありがとう焔!」
ギュッと霰ねぇから抱きつかれる。
「うんっ」
「(((この双子は…!!)))」
「まぁいいじゃねぇか、そんなもん海の広さに(ry」
「ってなわけで、これから一週間ここで協同生活だから。そんで、ここでは僕がルールだから、よろしくね?」
「どういう事だ?焔?」
円堂君が不思議そうに僕を見る。
「まぁ、練習が始まればわかるよ♪今回はにぃにがサッカー部メンツのトレーナーで、僕がテニス部のメンツのトレーナー。よろしくね?」
「おう!みんなよろしくな!」
「ってなわけで、部屋に案内するから来て?」
そう言って一通り全員を部屋に押し込めた。
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