□一段落!
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とりあえず眠気が軽く酷いが授業は寝なかったし部活はしっかりと終わった。うん、なんか疲れた!

…とまぁ、そんな事も言えずに、氷帝の正レギュラー陣を集める。

「はい、正レギュラー、しゅーごー。」
「何だ焔。」
「どないしたんや?」
「えーっと、この期間の間、四天宝寺と合同スポーツ合宿をします。」
「「「「は?」」」」

全員がキョトンとして僕を見つめた。

「どういう事だ?」
「…まともな返答ありがとう亮。榊先生からの頼み。拒否権はないから。」
「ってことは、クソクソッハメられたって事かよっ!」
「ハメられたって言うな。岳人。ってなわけで、資料配るから。」

さっさと資料を渡して、僕は跡部に向き直る。

「跡部、土日僕居ないから。」
「…何故だ?」
「僕には僕の仕事がある。」
「わかった。」
「練習メニューはみんなの分組んであるから、置いといた。」
「ああ、わかった。」
「じゃ、またね。」

珍しくうちの車が外にある。僕はさっさと着替えて車に乗り込む。

「お帰りなさいませ、焔お嬢様。」
「うん、行こう神戸(カンベ)。とりあえず、大阪、沖縄、飛んで北海道。最後はアメリカ。いいね?神戸。」
「大丈夫ですか?」
「…ええ、とりあえず空港着いたら起こして頂戴。」
「かしこまりました。」

車のシートに体を沈め、少しの間眠った。


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