□世辞抜き社交会
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「鬼道さん来ていたのですね、あの娘から離れてください」
「まずお前の感想はそれか」

焔と鬼道のダンスを見ながら率直な感想を言う。

「あれ、お前…」
「! 私ですか?」

振り返ると、紋付袴の男の子とタキシードの男の子がいた。
なんで紋付袴?

「お前、見ねぇ顔だな」
「真壁様のパーティーに参加したのは今回が初めてなんです」
「そっか 俺成宮天十郎ってんだ!よろしく!こっちは不破千聖」
「不知火霰と申します」
「よろしく頼む」
「そっちは? …って、なんだ跡部か」
「アーン?いちゃ悪いのか?成宮」

あ、めんどくさくなりそう。私はそこから逃げてしばし一人を楽しむ。

(カナッペ美味しい)

ふとホールを見ると焔があの…、誰だっけ?あのオレンジ髪のウザい奴と踊ってる。
あいつもあいつで離れてくれないかな

「!」

あのクソ野郎…焔に近寄りすg「神宮寺!はしたないぞ!」

近くにいたぱっつん君が焔とクソに早足で近寄って引き離す。どこの誰だか存じませんがありがとうございます
そうだ思い出した、神宮寺だ神宮寺

「あら神宮寺様、ネクタイが乱れていらっしゃいますわ」
「え、いやこれはこういうファッションで…」
「どうか私に直させてくださいまし」

そう言って私は神宮寺のネクタイを締め上げる。
え?苦しそう?ヤダ、神宮寺様は演技がとてもお上手なのですねw

「貴女は…不知火家の」
「霰ですわ。こちらは焔。私たち双子ですの」
「俺は聖川真斗です」
「「よろしくお願いいたしますわ、聖川様」」

聖川さんマジいい人


世辞抜き社交会

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