Please marry!

□幸せは何時も
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やっと守れる。
やっと君と、一緒になれた。



「焔」
「あ、修也」

後ろから抱きしめられ、振り向くと修也がいた。

「やっと終わったんだね修也」
「ああ。」

フィフスセクターが解体された後、イタリアにいた僕の元に、修也が来た。

「やっと、お前に触れられる」
「ふふ、長かったものね。」
「ああ、なぁ、焔。」
「ん?」
「結婚を前提に、付き合ってくれないか?」
「え…?」
「…中学の、初めて会った日から、お前は俺の光だった。お願いだ、俺の物になってくれないか?」
「…もう…」
「え?」
「断れないじゃない。」
「いい、のか?」
「もちろん。あの時のキスはそう言う意味だったんだよ?」
「焔…!」

ガバッと今度は前から抱きつかれ、支えきれずにソファーに倒れ込み、押し倒される形になる。

「わっ…!?」
「焔、焔…」
「…もう、甘えん坊なんだから」
「…好きだ、愛してる…」
「うん…僕も」

撫でられて、微笑み合えば唇を何度も重ねた。

それから半年後、僕らは結婚し、子供を身ごもった。


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