□金持彼女と庶民彼氏
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今日は霰ちゃんが家に来とる。…と言うより、氷帝レギュラー陣全員来とる。

「えと、ちょっと待ってね」
「ゆっくりでいいC〜♪」
「あっ!焔もっと手加減しろよ!」
「あたしに手加減なんてサービスないよ」
「樺地、やれ」
「ウス」
「くっ…下剋上だ!」
「激ダサだぜ!!」
「宍戸…やるねー」
「と言いつつ滝さん赤甲羅投げないでくださいよぉ!」

霰ちゃんはジローとポ●モン通信対戦、他のみんなはマ●カーをやっとる(跡部は樺地とペアを組んどるが)。俺もマ●カーや。

「…っと…、なんだ、もう昼時じゃねぇか
どうする?どっか食いに行くか?」
「それめんどくさいやん…て岳人、何漁っとんねん」
「もうこれでいいじゃん!侑士、お湯沸かせ」

岳人が勝手に漁って出してきたんは、非常食用のカップ麺やった。

「俺ミソ」
「あたしも味噌」
「俺は醤油がいいです」
「おい忍足、カップヤキソバねぇの?」
「忍足、シーフードがねぇじゃねぇか、アーン?」
「…?」
「霰さん何にします?」
「…これ、なあに?」

盛り上がってた空気が一気に停止する中、霰ちゃんはカップ麺を四方八方から眺めとった。かわええ…!

「霰、マジかよ…」
「流石の俺様も知ってるぞ…?」
「これはカップ麺だC〜」
「これが?初めて見た!」
「お前がお嬢様ってことが改めてよく分かったぜ…」

宍戸の言葉に同意しよう、うん。にしても霰ちゃんほんまかわええ!





「三分経ったよ」

俺の言葉に霰ちゃんはウキウキと割り箸を手にとる。
因みに今のナレーターは萩之介です☆忍足なら焔ちゃんと鳳に討伐されたよ

「いただきます」
「召し上がれ」

霰ちゃんは麺をすすり、そして顔をほころばせた。


お湯を入れて三分
「がっくんのはなぁに?」
「俺はミソ!」
「霰さん、俺のとんこつ味も食べてみますか?」
「いいの?ちょたろ」
「はいっ」



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