Please marry!

□幸せは何時も
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「…修、也…!」
「…焔、来い。」

実家の自室に戻れば、腕を広げて、僕に優しく声をかけてくれた修也に、僕は思わず抱きつき、静かに泣いた。

「ぁ…、う…」
「…よしよし」
「霰、ねぇの…名代、だったのに…」
「お前は頑張った。お前は頑張ったんだ」

ゆっくり抱き上げて、ベッドに寝かせられる。体が重い、だけど修也から離れたくない。

「しゅー、や…ぎゅー、して?」
「ああ、ほら。」

修也は僕の甘えに優しく受け入れてくれ、僕は彼にすり寄る。

「…大、好き、」
「ああ、愛してる。俺が守るから、俺に預けろ」
「…うん」
「…ほら、焔、」

声をかけられて振り返ると、愛しい時也と七海が白竜の左右に手を握り心配そうに僕を見て、走り寄り抱きついてくる。

「「ママ!」」
「時也、七海…」
「お帰りなさい、母さん。」
「ただいま、白竜。」

修也の膝の上に乗せられて、愛しい息子達が笑ってくれている。この幸せが嬉しい。

「白竜、時也、七海。」
「はい?」
「なぁに?」
「ほぇ?」
「ごめんね、3人共。でも、アタシの息子達で居てくれてありがとう」

ギュッと抱きしめれば、嬉しそうに3人は笑った。

「ママ大好き!」
「ぼ、ボクも!」
「無事で何よりです。母さん」
「…うん、うん…幸せだね、修也」
「ああ、幸せだな。」




幸せは何時も
(愛してるから)
(僕らは何時だって負けない)

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