君と見る夢の中は
□過去の記憶と説得力
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赤絨毯はしかれなかったものの、跡部ならやりそうな事だった。
もうどうしようもないよね、コイツ。今すぐ木刀を振りかざしてやりたい。まぁ、侑士に止められたから仕方ないので我慢してやる。
コースのフェンスの外で少し顔が青ざめ気味の霰ねぇに苦笑気味の青学のレギュラー陣。いやはや、なんとも面白い。あ、菊丸はっけーん。
「楽しそうやな、焔ちゃん?」
侑士に肩を優しく抱かれそうになるのをペシッと返してやる。
「まぁね?よっし、行こうか。」
私は走り出した。
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