†夢の入り口†

□†Unknown† コンクール用
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「っっ!!!」


ふと、目が覚めた。

ここは薄暗い。




どうやら、監禁されているようだ。



「な、何よ...此処ッ!」

叫んでみるが、誰も居ない。




夢を見ていた気がする。

誰かが、何かを。

何かを........



「思い、出せない....?!」




確かに見て、鮮明に記憶に残っている。
なのに。


夢ではよくある事だ。



「お、落ち着け。
 混乱してるんだ、多分。」





すぅ、はぁ...



深呼吸を2、3回すると、

何とか状況を飲み込む事が出来た。









「まず、私の名前は

 上谷 美紀(かみや みき)

 うん 思い出せてるね。

 次、何が起きたのか...えっと。

 確か、私の彼氏

 折原君。そう、折原君と一緒に

 下校していたのに...。

 目の前がいきなり暗くなって、

 折原君が倒れるのが見えて....!?」



思い出していると、ゾッとした

あの時見たのは、






















「いやあぁぁぁぁぁ!!!」





































目の前に居る


その男だったのだから。
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