俺達の青春は鉄の味がしました。

□第1話 席替え
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「井上ー」
「はーい」
「江藤」
「はい」






「……折原」
「はーいはーいはーいはー「五月蝿ぇノミ蟲テメェ黙ってろ!!」
「シズちゃんのが五月蝿いよ?」
「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

今日も来神学園は平和です。



「シズちゃんさぁ、いつも叫んで疲れない?」
「手前が叫ばせてんだろうが…」
「二人ともやめなよ、先生涙目だよ」
「あは!いい年して泣くなよ!!」
「………っぐす」

「「先生ー!!!!」」

「ちょっ臨也謝りなよ!!」
「……ごめんなさい」
「………(きゅん)HR始めるぞー」

「おい何臨也にときめいてんだよお前」
「門田くん…」

門田くんは娘が心配なようだね。

青筋出てるよー


あ、遅れたけど俺岸谷新羅ね。


「と、言う訳で今から席替えをしたいと思う、各自適当にこのくじを引くように」
「はーい」


すると臨也は立ち上がり両手を組みながら机に片足を乗せる。

「席替えの神様俺に力を!」
「あはは、臨也そんなの信じてない癖に」
「今限定で信じてんの!!」
「(ノミ蟲…)」
「?何シズちゃん?」
「べっ…べつに」
「?」
「静雄近くになれるといいね〜(ニヤニヤ)」
「ウザイキモい黙れカス」
「ごめんなさい」





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