捧げ物

□命令形
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りゅう様へ捧げる相互記念小説です。

派生組に愛される臨也さんで静臨オチ










今日はサイケと津軽の二人と買い物に出掛けた。


「ねーねー臨也くんっ!!俺クレープ食べたい!!」
「臨也、俺はプリン食べたい」

「じゃあそこのお店入ろっか」

「うんっ!!」
「ああ」




さっきまでは3人で洋服を選んでいたのだが、サイケと津軽が甘味を食べたいと言ったので調べておいた店に入る事になった。


そこは俺が事前に調べておいた評判の良い店で、雰囲気も味も良いと有名だ。


店員さんに案内されて席に着き、何気無く周りを見回すと、


「!?」




あ、


あの王子様ルックと、
ホスト野郎は…っ!!


「日々也くんにデリ雄!?」



「「!!」」

「臨也さん!?」
「臨也!?」


「わーっ日々也くんにデリック!!」
「偶然だな」
「だ、だね」
「兄ちゃんに津軽まで…てか臨也可愛い!!そのパーカー可愛い!!」
「黙れ死ね」




「へぇー、お前らも買い物に来たのか」
「日々也が靴が欲しいって言うから…」
「言ってくれれば買ってあげたのに」
「いっ臨也さんにそんな…」
「あーもう日々也くん可愛いなぁ」


なでなで


「わっ…わぁ」
「日々也くんだけずるいっ!!サイケも!!サイケにもなでなでするのーっ!!」
「はいはい」


なでなで


「……臨也」
「?津軽?」
「俺も…俺も臨也になでなでされたい」
「!!」
「駄目か?迷惑か?」
「……迷惑な訳ないよっ!!津軽も可愛いっ」


なでなで


「あー、あの」
「デリ雄にはしないよ」
「差別反対!!」








「…………あ、臨也くん、」


すると急にサイケがいつもより低い声で笑顔を消した。


「サイケ?」
「…………あれ」
「?」


サイケの目線の先には、


「………シズちゃん!?」

いつもの金髪バーテン姿のシズちゃんが仕事仲間と楽しそうにパフェを食べていた。




「……臨也くん帰ろ?」
「臨也、帰るぞ」

「えっ二人共どうしたのっ!?」



すると向こうもこっちに気付いた。

上司に断りを入れて近付いてくる。





テーブルの前まで来て、シズちゃんが先に口を開いた。


「よぉ、ノミ蟲。何してやがんだ?」
「見ての通りだけど…」
「臨也くんっ!!かえろーよー!!」
「臨也っ」


な…何で二人とも焦っているんだろう。


「臨也くんっ」


ぎゅう


「わ、」
「………………!!」


「…臨也」


ぎゅ…


「津軽も…ど、どうしたの?」





「…おいノミ蟲…!」
「えっ」



何かシズちゃんイライラしてるー!!


やばいよやばいよ…


「………」


なでなで


「………えっ!?」
「………」


「簡単に触らせんな」


し、ずちゃんが

俺の頭…っなっなで…!


「………今日家行くから待ってろ」
「………、う、ん」





そう言うとシズちゃんは席に戻って行った。



「………臨也くん顔真っ赤」



あきらかに機嫌を損ねたサイケがシズちゃんを睨み付けたのを俺は気が付けなかった。



end


な…なんだこのgdgd感…
サイケたんが何か黒いよー!!

相互ありがとうございましたっ!!
こんなので宜しかったでしょうか…。

りゅう様のみお持ちかえり可です!!

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